【おとん日記】下着を替えなくなった日

半年くらい前から、おとんが下着を替えなくなった。
最初はたまたまかな、と思ってたけど、洗濯をしてもパンツも肌着も一枚も出てこない。
何日経っても、まったく。
おかんに話したら、お風呂に入るときにチェックしてくれて、
やっぱり替える気配がなかった。
今はもう、おとんが入浴している間に、
おかんがそっと新しい下着と交換してる。
おとんには気づかれないように。
🧠 これも、認知症のサインのひとつかもしれない
調べてみたら、下着を替えなくなるのも認知症の症状のひとつらしい。
「汚れている」と感じにくくなったり、
「脱ぐ → 洗う →着替える」という手順がうまくつながらなくなったりする。
ただの“めんどくさい”ではなくて、
脳の働きが変わって、必要性を感じなくなるんだって。
🌷 いま大事にしてること
おかんのやり方は、ほんとうにやさしい。
正面から「替えて!」と言っても、
きっとおとんは戸惑ったり、プライドが傷ついたりすると思う。
だから、そっと気づかれないように整えてあげる。
それがいまの、おとんにとっていちばん穏やかな方法なんだと思う。
というか、おかんにとってもそれが一番安全なのかも。
真正面からぶつかったところで、解決する問題ではなさそうだから。
☕ おわりに
こうして書いてみると、
「当たり前のことが当たり前じゃなくなる」って、
ほんとうにゆっくり、静かに進んでいくんだなって思う。
でも、おとんのペースを尊重しながら、
おかんと一緒に、これからも見守っていくしかない…。