最近読んだ記事に、お笑い芸人で介護職員でもある
さかまきさんのエピソードが載っていた。
その中に、思わず「なるほど!」と唸った話がある。
🍵「食べてない」を繰り返す利用者さん
認知症の利用者さんの中には、
ごはんを食べてもすぐに忘れてしまい、
「まだ食べてない」「ごはん出して」と繰り返す人がいる。
最初は、半量を2回に分けて出したり、
食べ終わったお椀を下げないようにしたりと、
いろんな方法を試したそう。
でも、どれも長くは続かなかった。
ある時、さかまきさんは
「じゃあ、食後に“食事の感想文”を書いてもらおう」と思いついた。
『今日のごはんはおいしかった』『完食した』など、
ほんの一言でも、自分の字で書く。
すると、その方は後でそれを見返して、
「あぁ、私、食べたんだね」と納得できるようになったという。
自分の筆跡だけは、ちゃんと覚えている。
そこに“自分の記憶の証拠”を見つけられたんだと思う。
✏️ 私が思い出した「おとんの書く習慣」
この話を読んで、
「うちのおとんにも、これっていいかも」と思った。
おとんはまだ、ひどい認知症というほどではないけど、
最近は特に「すぐの忘れてしまう」ということが増えてきた。
だから私は、何か大事な予定や出来事は、自分でメモしてもらうようにしている。
「歯医者の予約」「何かの予定」「おかんと話したこと」
そんな小さなことでも、自分の字で書いてあると安心するみたい。
書くことで、頭の中が整理されるだけじゃなく、
「ちゃんとできてる自分」を確認できるのかもしれない。
🌱 書くことは、“自信を支えるリハビリ”
認知症の人も、まだ軽い物忘れの段階の人も、
“書くこと”にはすごい力があると思う。
記憶を支える
自信を支える
家族との会話のきっかけになる
できないことに目を向けるより、
“できることを残していく”ほうが、ずっと前向き。
💬【まとめ】
「書く」は記憶の補助だけでなく、心の安心にもつながる
感情も一緒に書くと、本人の“実感”を残せる
家族がすぐにできる、やさしい工夫のひとつ