1つずつで大丈夫◎ 親が元気なうちに少しずつ進めたい16のこと

親のこと、元気なうちにやっておくと後でぜんぜんラク。
役所・銀行・スマホ解約・実家のこと・相続…どれも“本人の意思確認がカギ”。
…とわかってはいるけど、なかなか動きだせないのが現実。
そんなわたしのために(笑)
ここでは、週刊ポスト(2025/10/31特集)を参考に、私なりに噛み砕いて「やることリスト」を置いておきます。
完璧じゃなくてOK。1つ進めば十分◎
どなたかの参考に少しでもなれれば、うれしいです。
1. 役所・公的書類まわり
マイナンバーカード(更新・暗証番号・顔認証)
住民票など取得の委任状(“自署”できるうちに)
郵便物の転送設定(重要書類ロスト防止)
2. 光熱費・通信・サブスクの解約・変更
解約の基本セット(戸籍謄本・パスワ・明細)
NHKは“入居前に”どうする?
3. お金の管理(銀行・印鑑)
「代理人カード」
銀行印の管理・改印
口座の集約
4. 実家・不動産のこと
権利証と実印の保管
司法書士との“意思能力”面談を先に
5. 相続・保険
公正証書遺言をつくる
生命保険の“契約照会”と受取人の確認
6. 成年後見制度は“最後の手段”として理解
要点まとめ(16トピックをギュッと)
1) 郵便転送の設定
重要書類が“行方不明”になりがち。親が動けるうちに転送設定。
2) 住民票などの委任状は“自署”のうちに
委任状は有効期限あり(例:作成から3か月内)。定期更新を前提に。
3) マイナンバーカード更新は“3か月前から”
暗証番号の再設定・電子証明書更新は基本“本人来庁”。動けるうちに。
4) 顔認証マイナカードへの切替も選択肢
暗証番号管理ゼロに。ただしコンビニ交付NGなどデメリットは把握。
5) 光熱費・通信は“親子関係の証明”を準備
戸籍謄本が効く場面が多い。説明をメール・書面で先出しすると通りやすい。
6) パソコン・スマホのログイン情報を共有
ID/パスがわからないと解約が壁に。エンディングノートでもOK。
7) カード・スマホの明細で“定期課金”を洗い出し
サブスク/定期購入は早めに停止。続いている引き落としを止める。
8) NHKは“入居前解約”が基本線
施設の種別・テレビ持ち込みで扱いが変わる。入居前に決め打ち。
9) 銀行は「代理人カード」を作っておく
“代理人指定届”で発行可。医療・介護など生活維持用途に限って柔軟対応あり。
10) 銀行印は子が預かる/不安なら“改印”を同伴で
紛失は詰みやすい。親と窓口で新印鑑に切替が最短ルート。
11) 口座は“2〜3行”に集約
手続きの手数を減らす。引き落とし先もこの口座に寄せる。
12) 実家の権利証・実印は“合意の上で”預かり管理
本丸書類のロストを防ぐ。保管場所を家族内で共有。
13) 売却を見込むなら“司法書士と事前面談”
“どこを・いくらで・誰に”売る理解(意思能力)を第三者が確認しておくと後が速い。
14) 公正証書遺言は“早めに”
初期の物忘れがあっても、遺言能力が医師で確認できれば作成可能。
15) 生命保険は“契約照会制度”で一網打尽
証券がなくても調査可。受取人が故人でも、約款で相続人支払いになる場合あり。
16) 成年後見は“必要最小限で”
家裁監督・年次報告・費用・生前贈与制限などのデメリットも理解。どうしても必要な場面の切り札。
そのまま貼れる✔チェックリスト
☐ 郵便転送の届出をした
☐ 住民票などの委任状を作成(作成日: )/次回更新(目安3か月)
☐ マイナカード更新予約(電子証明書ふくむ)
☐ 顔認証マイナカードの是非を家族で決めた
☐ PC・スマホのログイン情報を共有(保管場所: )
☐ クレカ/携帯/プロバイダ明細でサブスク洗い出し
☐ NHKの方針(入居前解約/継続)+テレビ持込の有無決定
☐ 銀行「代理人カード」申込/用途メモを残す
☐ 銀行印を預かる/改印を同伴で完了
☐ 口座を2〜3行に集約/引落の付替え
☐ 権利証・実印の保管/保管先共有
☐ 司法書士の初回相談予約(売却や後見の想定)
☐ 公正証書遺言の作成(医師意見が必要なら同時に)
☐ 生命保険“契約照会制度”で加入有無を確認/受取人を最新化
☐ 成年後見制度:使う条件・費用・報告の中身を家族で理解
☐ 家族内メモ:誰が何を担当するか(役割表)
進め方のミニ設計(迷わない用)
【今すぐ(今週)】委任状・転送・明細チェック・サブスク停止
【今月中】マイナ更新予約/代理人カード申込/印鑑・口座整理
【3か月内】司法書士面談/遺言作成/保険照会→受取人の見直し
全部いっぺんにやらなくていいし、やれるわけない。
途中で止まってもOK。
“1個だけ進む”がいちばん強い。
できることから、やっていきましょう~。
※この記事は週刊ポスト(2025/10/31号)の特集を参考にしています